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栄養ニューズPEN

栄養ニューズ「PEN」8月号

PEN2024年8月号

◆第46回日本造血・免疫細胞療法学会総会 開催 
ワークショップ2「リハビリ+NST」

「造血幹細胞移植における当院の経口摂取の現状と取り組み」
・移植後早期の経口摂取移行が予後を改善/
・管理栄養士を中心に経口サポートを実施/
・グルタミン補給でCMV感染を抑制/
・マグネシウム強化ふりかけ付加で低マグネシウム血症を予防/
・食材や調味料の安全性を検討し、低菌食のメニューを拡大/
・多職種連携で経口摂取を推進/「質疑応答」

「同種造血幹細胞移植における経鼻移管栄養の現状と課題」
・経腸栄養が移植後のアウトカムを向上/
・経鼻胃管による経腸栄養を移植患者全例に実施/
・患者の状況に応じて経腸栄養開始時期や経腸栄養剤を決定/
・栄養摂取量の増加は非再発死亡を抑制/
・至適投与量や経鼻胃管挿入時期はさらなる検討が必要/
・経鼻胃管を用いた経腸栄養は経口摂取量増加に有用/「質疑応答」

「同種造血幹細胞移植におけるプレバイオティクス摂取の意義」
・腸内細菌叢の多様性と予後が関連/
・糞便移植はプロバイオティクス、プレバイオティクスで腸内細菌叢の多様性を維持/
・プレバイオティクスによるGVHD抑制効果を検討/
・プレバイオティクスは急性GVHDを抑制/
・粘膜障害や急性GVHD抑制を目的に水溶性食物繊維を付加/「質疑応答」

「移植領域におけるサルコペニアに対する評価および介入戦略~リハビリテーション×栄養の可能性を探る~」
・サルコペニアは予後不良と関連/
・骨格筋量に加え骨格筋質も予後に関連/・高齢移植患者では筋質が低下/
・移植後の身体活動量増加が必要/・運動だけでなく栄養管理も重要/
・リハビリテーションスタッフと管理栄養士の連携が必要/「質疑応答」

「高齢移植患者におけるリハビリテーションの重要性と注意点」
・高齢移植患者は身体的機能や精神的機能が低下/
・移植後の身体機能低下は生命予後を低下させる/・うつ状態も生存率に関連/
・せん妄は認知機能低下、QOL低下、生命予後悪化を惹起/
・多職種による社会的側面へのアプローチも必要/
・移植患者へのリハビリテーションは多くの効果をもたらす/「質疑応答」

◆REPORT 第69回日本透析医学会学術集会・総会 開催
ワークショップ4「急性腎障害における栄養療法」

「急性腎障害における栄養療法に関するエビデンス」
・AKIでは栄養障害を合併する/・AKIに対する栄養療法のエビデンスは低い/
・AKI患者におけるたんぱく質投与量はさらなる検討が必要/
・AKI患者では段階的なエネルギー投与量増量が必要/「質疑応答」

「急性腎障害における栄養療法の実際~エネルギー量・蛋白量を中心に~」
・重症患者では4日目以降にエネルギー消費量相当のエネルギー投与を推奨/
・カテコラミンインデックス10以下であれば経腸栄養が可能/
・絶食による静脈栄養管理は腸管免疫機能低下と関連/
・CRRTでアミノ酸が除去されるが、生体内から供給される/
・吸収、代謝の観点では経腸栄養が望ましい/「質疑応答」

「急性腎障害における微量元素・ビタミン欠乏の病態」
・急性期病態ではビタミン、微量元素が減少/
・CRRT施行患者に対するビタミン、微量元素補充のエビデンスは不足/
・CRRT施行中の末梢静脈栄養患者でセレンが減少/
・微量元素やビタミンの欠乏症状を見極めたうえで補充が必要/「質疑応答」

「急性腎障害の栄養療法~病棟における管理栄養士の役割~」
・専任管理栄養士が栄養スクリーニングや栄養管理を主導/
・エネルギー投与量やたんぱく質投与量はリフィーディング症候群のリスクとCKDの有無を評価して設定
・AKI患者では腎機能改善や栄養投与開始による電解質低下に注意が必要/
・急性期病棟ではAKIやリフィーディング症候群を考慮した栄養管理が必要/
・急激な減塩により腎機能が低下/
・病棟では入院前の食生活を考慮した栄養管理が必要/「質疑応答」

「AKIにおける運動・栄養療法の基礎研究」
・AKIでは筋肉が減少/・AKIモデルマウスで運動とBCAA付加が筋肉減少を抑制/
・AKIモデルマウスの筋肉減少にはミオスタチンが関与/
・AKIにおける骨格筋萎縮抑制に運動療法と栄養療法、ミオスタチン阻害薬が有用となる可能性/「質疑応答」

◆REPORT  健康博覧会2024(第42回)開催
 S-24「あなたの健康を左右する食の選択 日本の農産物を活用した食品機能研究」

・農産物の機能性に関する研究を推進/・生鮮食品の機能性表示に貢献/
・リンゴの機能性表示に対する研究を実施/
・新たな測定方法の開発でリンゴの機能性表示範囲拡大に成功/
・沖縄野菜ではGABAを多く含むヘチマで機能性を表示/・納豆の健康機能性を解明/
・タマネギでは新規の機能性を証明/
・ケルセチンを多く含むタマネギで機能性表示を実現/
・大麦では加工と機能性の関連についての研究を推進/
・日本食の食事パターンは循環器系疾患による死亡リスクを低下/
・介護食に適した物性の米粉を開発/
・美味しさのポイントの総合的評価を実現/
・食によるWell-beingの実現を目指す/

◆新製品情報 

ゼリーシリーズの高たんぱくカップゼリーが新登場

◆学会情報

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