1. HOME
  2. 書籍・WEB
  3. 栄養ニューズPEN
  4. 栄養ニューズ「PEN」2022年4月号(通巻第461号)

書籍・WEB

Publishing

栄養ニューズPEN

栄養ニューズ「PEN」2022年4月号(通巻第461号)

◆食育健康サミット2021 開催
「ポストコロナ時代に向けた新しい生活様式の提言~日本型食生活と運動を中心に~」をテーマに

◎講演1 コロナ禍における生活習慣病の実態~独自研究を踏まえて~

・COVID-19感染拡大で生活習慣が変わり、健康への影響が懸念される/
・生活習慣病は生活習慣の改善で発症予防、進展抑制が可能/
・COVID-19により運動が減少、体重が増加し、生活習慣病リスクが上昇/
・糖尿病患者でもCOVID-19の影響で食事量が増加/
・COVID-19の影響による糖尿病患者の運動量低下と体重増加はHbA1c上昇と関連/
・低リスクライフスタイルは生命予後を改善/
・アメリカでは適度な運動、健康的な食事、良質の睡眠を推奨/
・日本では日本型食生活を中心としたバランスのよい食事を推奨/
・生活スタイルに合わせて日本型食生活のポイントを取り入れることが重要/

◎講演2 中高年のメタボリックシンドローム、フレイル対策と運動の重要性

・COVID-19感染拡大でエネルギー消費量が低下/
・中年期ではメタボリックシンドローム対策が必要/
・筋肉の質、量が変化する高齢期では筋量の維持が重要/
・筋肉量の維持はメタボリックシンドローム抑制、サルコペニア抑制、死亡率低下と関連/
・地域在住高齢者を対象に運動、口腔ケア、栄養に関する大規模介入試験を実施/
・介入により筋肉量、筋力、身体機能、食事のバランスが改善/
・高齢者に対する運動、口腔ケア、栄養介入で介護給付費が削減/
・バランスのよい食事の摂取、口腔機能の維持、歩数の増加がフレイルを抑制/

◎講演3 免疫力を高める食事とこれからの栄養・食生活/

・健康寿命を短縮する老年症候群抑制には低栄養の予防が必要/
・DHA摂取量が認知症発症抑制と関連/
・短鎖脂肪酸摂取量、中鎖脂肪酸摂取量も認知症発症抑制と関連/
・穀類とくに小麦の摂取量が多いほど認知機能の低下リスクが上昇/
・食事の多様性が高いほど認知機能低下が抑制/
・食事の多様性は海馬萎縮とも関連/
・エネルギー摂取量、たんぱく質摂取量、脂質摂取量が身体的フレイル発症と関連/
・日本食スコアが高いほど認知症有病率が低い/
・バランスのよい食事は免疫機能向上につながる可能性がある/
・COVID-19感染拡大はフレイル高齢者や独居の高齢者の食生活に大きな影響を及ぼした/

◆REPORT 第11回日本リハビリテーション栄養学会学術集会

パネルディスカッション 3「看護企画 リハ栄養看護」

◎COVID-19患者を受け入れた急性期病院
・COVID-19病棟でのADL維持には、多職種での目標設定やゴールの明確化が必要/他

◎回復期における看護師のリハ栄養への取り組みの変化/
・入院初期の個室対応、担当スタッフ固定でPOST-COVID-19患者を受け入れ開始/
・SpO2が低下し通常のリハビリテーションができない患者も発生/他

◎COVID-19 クラスター発生時の対応と栄養介入への課題
・COVID-19クラスター発生で栄養管理にもさまざまな制約が生じる/
・電子カルテの食事摂取量だけでは患者の嗜好や食事パターンを把握できない/
・リハビリテーション栄養管理には看護師による体重測定が必要/他

◎大泉学園複合施設におけるCOVID-19クラスター対応と職員の意識と行動の徹底
・COVID-19クラスター発生でリハビリテーションが不可能になる/
・病棟内隔離やスタッフの個人防護具習得時間を要し感染が拡大/
・それぞれの部署がそれぞれの業務に専念し、COVID-19のクラスターを終息/他

◆インタビュー フレイルやがん治療における漢方の活用~後編~ 板倉英俊先生

◎フレイル、サルコペニアと漢方医学
・フレイルは漢方医学の「虚証」と類似/・フレイルと六君子湯/
・フレイルと人参養栄湯/・サルコペニアと牛車腎気丸/
・フレイルに伴う食欲低下と人参養栄湯/
・フレイルに伴う倦怠感、食欲不振、不眠、痛みと加味帰脾湯/

◎がんに対する漢方医学
・がん悪液質と漢方治療/・がん治療の副作用と漢方/
・グレリン、GLP- 1に対する六君子湯の作用/・がん悪液質による食欲不振と漢方/
・食欲不振と六君子湯/・食欲不振に下痢や冷えを伴う場合/
・漢方薬の服用が難しい場合/・腹水や薬剤性の腎機能障害にも有効/


◆静脈・経腸栄養関連製品の現況
第19回❹ 経腸栄養用チューブ・カテーテル(胃瘻用・腸瘻用
学会情報

関連記事

発行期間アーカイブ